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管理運営・評価

教員活動進捗・報告システム(Q-RADeRS)及び九州大学研究者情報

 九州大学では教育研究水準の向上と社会的使命を果たすため、本学における教育研究活動等の状況について、教員自らが点検及び評価を行っています。その結果を公表するための仕組みとして、九州大学は「教員活動進捗・報告システム」(通称:Q-RADeRS(キューレーダーズ)(Kyushu University Researcher's Activity Developments& Reports System))と「九州大学研究者情報」を運用しています。また、Q-RADeRSは教員の負担軽減を図るため、学内外のシステムと連携しています。

○目的

 「Q-RADeRS」は九州大学の教員データベースで、「計画管理機能」と「業績管理機能」により構成されています。このシステムの目的は、九州大学における教育研究水準の向上とその社会的使命を達成するために、教育研究活動等の状況を教員自ら点検及び評価を行うことにあります。具体的には、(1)大学経営や将来計画に関する基礎資料を収集、(2)自己点検・評価および第三者評価への基礎資料、(3)教員が毎年度提出する「年度活動報告書」への活用、(4)国際交流や社会貢献推進のための情報公開への活用、(5)学内外からの教育研究活動に関する調査への対応、の5つの目的を掲げています。

 「九州大学研究者情報」は、情報公開を行うために構築されたウェブサイトです。Q-RADeRSの情報項目のうち、必須公開と選択公開とされたデータをシステムから抽出し情報公開を行っています。

 こうした目的のために、各教員に教育研究活動の情報を入力していただいています。

○構成と特徴

 Q-RADeRSには、大きく分けて7つの項目(教員基礎情報、教育、研究、社会貢献・国際連携、学内運営、研究資金、病院臨床)があります。このうち、研究の情報を中心に、教員ごとのウェブページに装丁したものを研究者情報で情報公開しています。また、研究者情報には、次のような特徴があります。

  • 月平均24万人以上のインターネットユーザにアクセスされています。
  • ◆学術論文や作品などの公開・保存を一元管理する「学術情報リポジトリ(QIR)」や世界最大級の学術文献データベースScopusをデータソースとした研究業績を集約する「研究者プロファイリングツール(Pure)」との連携により、研究成果の効果的な情報発信ができます。
  • ◆ご自身のページへのアクセス状況は、Q-RADeRS(https://hyoka-lab.ir.kyushu-u.ac.jp/)から閲覧することが可能です。

○システムの運営体制について

 システムの基本的事項および専門的事項の調査検討は大学評価委員会で審議されています。システムの運用はインスティテューショナル・リサーチ室が行っています。各教員によるデータ入力は、学内・学外の両方から可能で、学内外のシステムとのデータ連携による一括入力など、入力負荷軽減機能も備えています。

教員活動進捗・報告システム(Q-RADeRS)