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インデックス

教育

全学出動体制

 基幹教育の授業は、本学の教育の基盤であるため、専攻教育との有機的な連関のもとに全学が一体となって実施されており、その充実のためには、全ての教員の協力が不可欠です。

○現在の状況

 大学設置基準の大綱化に伴い、それまで教養教育を担っていた教養部が平成6年に廃止されました。教養部廃止後は、「各部局に分属された旧教養部の教員数」並びに「統合等により新たに設置された医学部保健学科及び芸術工学部の学生数」に基づいて算出された担当コマ数により全学共通教育の授業を実施していましたが、旧教養部教員の減少や部局間の不均衡といった課題も生じていました。
 平成26年度から開始した基幹教育カリキュラムへ移行する際には、これまでの担当コマ数の算出方法を改め、各研究院等の所属教員数に応じて割り振りを行う全学出動体制の基本方針を定めました。(一部の科目においては、教育の質保証のために、科目内容を踏まえて各研究院等に事前に割り当てを行っています。)
 この基本方針に従い、基幹教育院主導による全学出動体制を構築することで、基幹教育カリキュラムの充実を図っています。なお、担当コマ数の算出方法は、カリキュラム改定や組織改編等の状況に応じて継続的に見直しを行っています。