学生のメンタルヘルス
心身的にも社会的にもおとなとこどもの境界領域にある学生にとって大学生活は、さまざまな経験の場とも言えますが、いざ問題に直面した時に、それを学生自身の力で解決していくことが困難な場合もあります。その時は、教職員をはじめ、保護者、友人など学生を見守る関係者の助力が必要になります。
学生に関して、些細なことでも気になることがある場合は、教員と関係各部署が連携し早期に問題解決するためにも、是非、下記の窓口へ相談、または情報提供をお願いします。
また、学内において、カルト集団や過激活動集団による学生に対する勧誘なども見受けられますし、いじめや虐待、ハラスメント、社会的ひきこもり、さまざまな社会的逸脱行動、自殺、さらに近年徐々に若年層に浸透しつつある薬物乱用の問題などさまざまな問題がありますので、これらのような事例にも注意が必要です。
キャンパスライフ・健康支援センターには、医師やカウンセラーおよび保健師などによる健康相談、心理相談、障害者支援などさまざまな相談・支援窓口があり、同センターに所属する専任の教員等が専門的立場から支援を行います。
○キャンパスライフ・健康支援センター
- ・コーディネート室
総合相談窓口的役割を持ち、専任のコーディネーター(教員)が、部局等の教員と密接に連携をとり、高リスク学生の情報を把握します。また、学生の状態を評価して、学内カウンセラーや医師、保護者、学外関係機関(医療・福祉・教育等)と連携して支援を行っています。
どこに相談したら良いか分からない場合はコーディネート室にご連絡下さい。 - ・学生相談室
専任のカウンセラー(教員)が、カウンセリングを中心として、学生としての生き方、対人関係、進 路選択、修学上の悩みなど広く相談に応じています。また、各学部・学府から選ばれた相談員が、専門分野の修学に関する相談に応じています。 - ・健康相談室
医師(教員)や保健師(または看護師)が、学生の定期健康診断をはじめ、健康相談、精神保健相談、カウンセリング及び応急処置などを行っています。 - ・インクルージョン支援推進室
障害・疾患のある学生の修学における合理的配慮に向けた支援を行っています。 - ・健康開発・情報支援室
専任の教員が、全学学生の健康データを収集・分析・情報発信を行うとともに、健康面でリスクを抱 える学生に対してグループ活動でのセルフケア指導を行っています。
○ハラスメント相談室
専門の相談員がハラスメント(人としての尊厳を侵害する行為)に関する相談に対して助言やカウンセリングを行っています。
○留学生センター
留学生に対する日本語教育・日本事情教育および短期留学生プログラムの運営、並びに留学生指導・相談を行っています。なお、学生相談については、指導部門の教員が中心となり対応しています。
○何でも相談窓口
全学に8ヶ所の相談窓口があり、学務系職員が対応しています。学生のちょっとした疑問、質問、相談に対応する窓口的役割を持ち、相談内容により、キャンパスライフ・健康支援センター、ハラスメント相談室、留学生センターなどと連携し対応しています。