副専攻プログラム
副専攻プログラムとは、所属する主専攻(課程・学科)の分野に加えて、一人ひとりが主体的に興味関心のある分野を系統的に学ぶことで、幅広い共用・専門性を身に付けることができる教育プログラムです。本学では、以下のプログラムを実施しています。
●チャレンジ21
チャレンジ21は、学際性又は国際性の涵養等に係る学部共通の教育課程を展開することにより、学生の自主的、自立的な修学を図り、専門性を基盤とした新たな視点に立つスペシャリストを養成することを目的とした履修コースで、「学際コース」と「国際コース」の2つのコースが設置されています。
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/faculty/program/challenge21
●情報系副専攻プログラム
情報系副専攻プログラムは、文系・理系の壁を越えたデジタル人材育成を目的として開設されており、情報学・デジタル分野の基礎から応用までの幅広い知識と実践的技術に加え、自分の専門分野に適用する技術、思考力、問題解決力を修得することができます。さらに、これらの学修を通して、情報学・デジタル分野の社会的・倫理的側面や、オープンソース等のオープン化のコンセプトを理解し、その価値を実世界で応用可能な人材となることを目指します。指定されたプログラム授業科目の取得単位数と到達目標に応じて、3段階で修了認定し、その証明としてオープンバッジの取得が可能です。
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/faculty/program/sub-major-informatics/
●人社系副専攻プログラム
人社系副専攻プログラムは、文系4学部(文学部・教育学部・法学部・経済学部)に加えて工学部建築学科が参画し、それぞれに蓄積された知的資産を相互に開放し体系的に提供することで、自学部で学ぶ深い専門性に加え、学部の枠を超えた人文・社会科学分野の知的広がりを獲得することを目的としたプログラムです。 プログラムは、各学部の専攻教育が始まる2年次からスタートし、「横断型」と「専門領域型」に分かれ、それぞれの型で複数のプログラムが用意されています。
https://commons.kyushu-u.ac.jp/sub-major/
●未来共創リーダー育成プログラム
未来共創リーダー育成プログラムは、専門の枠組みを超えて、現実世界が直面している課題によりそくした研究や人材育成のモデルを構築し、大学の学知がより直接的に社会に貢献できるよう「課題解決のための方策の立案・実施・評価の科学的支援」の理念に基づき、高度に幅広い専門性から未来社会を構想し、オールラウンドな協働課題解決と決断、政策の立案・設計にあたることができる研究者および高度専門職業人を養成することを目的とした副専攻プログラムです。とくに、学問と社会の諸課題をつなぎ、現場での課題解決を導く媒介的な役割を果たしうる人材、すなわちミドルパーソンの育成を目指しています。
●EU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)
EUセンターが提供するEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)は、EU研究のためのディシプリン横断型の学際的でユニークな教育プログラムで、地域統合を通じて経済社会の発展を追求してきたEUや、そうした統合の背後にあるヨーロッパの歴史・思想・科学技術などを、広く・深く学ぶことができます。