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教育

学生の経済支援・生活支援

 九州大学では、充実した学生生活を過ごすことができるよう、学生への経済・生活支援を行っています。昨今の経済情勢から、学生及び保護者からの、このような支援に対する要望が高まっており、その要望に対応するため、支援に関する内容を十分把握し、学生へ正確な情報を提供することが必要です。

○入学料免除及び徴収猶予制度

入学料免除制度について
 経済的理由により入学料の納付が困難で、かつ、学業優秀と認められる入学者(大学院のみ)及び特別な事情があると認められた入学者(学部・大学院)を対象として、申請に基づき選考を行います。
選考の結果、許可された場合の免除額については「★もっと詳しく知るには」を参照してください。
※学部生(留学生除く)を対象とした日本学生支援機構の給付奨学生に認定された者は、受給区分に応じて次のとおり免除されます。
 第 I 区分 全額免除
 第Ⅱ区分 3分の2の額免除
 第Ⅲ区分 3分の1の額免除
 第Ⅳ区分 4分の1の額免除
  ⇒ 申請資格等は ★もっと詳しく知るには

入学料の徴収猶予制度について
 経済的理由により納付期限までに入学料の納付が困難で、かつ、学業優秀と認められる入学者及び特別な事情があると認められた入学者を対象として、申請に基づき選考を行います。選考の結果、許可された場合は、入学料の徴収が猶予されます。
 入学料の徴収猶予は、入学料の納付を猶予するものであり、入学料を免除するものではありませんので、猶予期限までに入学料の全額を納付しなければいけません。
  ⇒ 申請資格等は ★もっと詳しく知るには

○授業料免除制度

 経済的理由により授業料の納付が困難で、かつ、学業優秀と認められる学生及び特別な事情があると認められる学生を対象とし、学期(前期又は後期)ごとの申請に基づき選考を行います。選考の結果、許可された場合の免除額については「★もっと詳しく知るには」を参照してください。

 なお、後期に家計状況等に変更がないと見込まれる場合は、前期分申請時に後期分を併せて申請することができますが、選考については、学期ごとに行います。
※学部生(留学生除く)を対象とした日本学生支援機構の給付奨学生に認定された者は、受給区分に応じて次のとおり免除されます。
 第 I 区分 全額免除
 第Ⅱ区分 3分の2の額免除
 第Ⅲ区分 3分の1の額免除
 第Ⅳ区分 4分の1の額免除
  ⇒ 申請資格等は ★もっと詳しく知るには

○奨学金制度

 奨学金には、現在奨学生の大半を占めている日本学生支援機構奨学金制度と、本学独自の奨学金制度及び地方公共団体・民間奨学団体の奨学金制度があります。

*日本学生支援機構奨学金
 この奨学金は、修業年限内の学生(休学中の学生及び留学生を除く)を対象として学生本人に給付または貸与されるもので、貸与の場合、貸与終了後は返還の義務があります。ただし、大学院の第一種奨学金については「特に優れた業績による返還免除」の制度があります。
 機構が給付または貸与する奨学金には次の種類があります。
 
1.給付奨学金
・学部のみ(留学生・大学院は対象外)
      自宅通学 自宅外通学
 第I区分  29,200円 66,700円
 第Ⅱ区分 19,500円 44,500円
 第Ⅲ区分 9,800円  22,300円
 第Ⅳ区分 7,300円 16,700円
(生活保護世帯等は金額が異なります。)
 
2.貸与奨学金
・学部
 第一種奨学金(無利子貸与)
  自宅  月額20,000円・30,000円・45,000円
  自宅外 月額20,000円・30,000円・40,000円・51,000円
 第二種奨学金(有利子貸与)
  月額20,000円~120,000円(1万円単位)

・修士課程、専門職学位課程
 第一種奨学金(無利子貸与)
  月額50,000円または88,000円
 第二種奨学金(有利子貸与)
  月額50,000円・80,000円・100,000円・130,000円・150,000円
  *法科大学院において15万円を選択した場合、4万円または7万円の増額貸与を受けることができます。

・博士後期課程、博士(医・歯・薬(臨床)学)課程
 第一種奨学金(無利子貸与)
  月額80,000円または122,000円
 第二種奨学金(有利子貸与)
   月額50,000円・80,000円・100,000円・130,000円・150,000円

*本学独自奨学金
 本学では、独自で実施している奨学金制度があります。募集の際は、本学Webページに掲載しますので、希望者は、該当する学生係等窓口へ申し出て出願手続を行います。
 
*地方公共団体・民間奨学団体奨学金
 この奨学制度には、大学を通して募集するものと、奨学団体が直接募集するものがあります。大学を通して募集する場合は、本学Webページに掲載しますので、希望者は、該当する学生係等窓口へ申し出て出願手続を行います。
 

○保険制度

 本学では、入学時において、学生教育研究災害傷害保険(学研災)に、加入することを勧めています。この保険は、大学の正課である講義、実験・実習、課外活動・各種大学行事(インターンシップ及びボランティア活動を含む)の参加中及び学内で生じた災害並びに通学中、大学施設等相互間の移動中の事故が補償の対象となるもので、全国規模の保険制度です。

 このほか、学外実習やインターンシップ等に参加する際に加入が必要な学研災付帯賠償責任保険、各学部・学府の特徴にあわせた保険などに加入することになっています。

○各種証明書

 成績証明書等の各種証明書の発行については、在籍及び卒業された学部・大学院の学生担当係が対応しています。

 なお、在籍生は各地区に設置された自動発行機から発行できます(一部の証明書を除く)。

 また、令和2年4月からは、在籍・非在籍を問わず、国内のコンビニエンスストアで発行できます(一部の証明書を除く)。
 ⇒ 各学部・学府の窓口一覧は、★もっと詳しく知るには

○寄宿舎情報

 本学には、学生寄宿舎として伊都キャンパスにドミトリー1、ドミトリー2、ドミトリー3及び伊都協奏館(いずれも男女及び日本人と留学生の混住)、大橋キャンパスに井尻寮(男子学生専用)があります。また、留学生専用の寄宿舎として留学生会館が井尻と馬出にあります。

*入寮資格

 日本人学生の場合、原則、学部生・大学院生が入居でき、研究生、科目等履修生、聴講生等は入居できません。

 留学生の場合、原則、新規入学の留学生が入居できます。但し、寮に入居したことがある者、本人又は配偶者が既に福岡地区で生活している留学生は除きます。

*入寮時期

 原則として4月と10月の年2回の入寮となります。

*入寮期間

 伊都キャンパスの学生寄宿舎は、原則として1年以内、井尻寮は、標準修業年限内となります。

 留学生の場合、全ての寄宿舎において、原則として6ヶ月以内、但し、受入期間が1年以内の交換留学生、短期留学プログラム生の入居許可期間は、その留学期間となります(研究生を除く)。

*選考

 学生の選考については、家計の経済状況により選考されます。また、井尻寮については、寮委員(学生)による面接を行います。

 留学生の場合、各寄宿舎の入居者選考基準により、選考します。