九州大学ホームページへe教員ハンドブックホームへ

インデックス

教育

高品質な教材の制作・支援・公開

○九州大学附属図書館付設教材開発センターとは

 教材開発センターは、九州大学における教材の質を向上し、教育の質を改善するため、2011年4月に設置されました。センターは、教員の教材制作・支援、革新的な教材や教育方法を開発・提案するなど、以下のような様々な活動に取り組んでいます。

1.教材制作支援
    • ①教材を制作するためのソフトウエア、教材制作における著作権処理についてFD講習会を開催するなどして、教員のスキルアップを支援します。
    • ②音と映像の相互関係を活かし、より効果的に学習可能な、今までにない映像コンテンツとしての教材を開発し、提案していきます。
    • ③部局と協力・連携して、各種教材の共同制作・支援を行います。ビデオ教材によるMOOCs(Massive Open Online Courses)やSPOC(Small Private Online Course)等に対応できるようにスタジオを整備しており、英語を使ったビデオ教材を始め、高品質な教材の制作に注力します。
2.授業の録画・公開

 授業の録画、また撮影した授業映像の公開を支援します。授業映像を公開することで3つの大きなメリットがあります。

    • ①授業映像を公開すると、当該学期は授業の復習に、次年度以降は授業の予習に使用でき、学生の学修時間を延ばし、内容の理解を促進させることが期待できます。
    • ②授業映像を世界に公開することで、優秀な学生が来てくれる可能性が高まります。
    • ③英語の授業映像を公開すると、優秀な外国人留学生が研究室を希望する可能性が高まります。
3.教材の公開
    • ①制作した教材は、当センターやQOCWで公開し、映像教材の配信は、YouTube、学内サイト、iTunes Podcastを利用できます。公開範囲を制御することもできます。
4.教育・学習環境
    • ①3DCG等のICTを活用した、分かり易い教材を開発し、授業などで利用することで、学生に学習内容に対する興味を喚起させ、内容理解を促進させることが期待できます。
    • ②教員が話し、学生が聞くだけというこれまでの授業形態ではなく、学生も参加してともに学ぶという新たな教育・学習環境の提案・開発・普及を行うので、学生から見て、より楽しい授業が期待できます。